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メイク

半年以上前の話になる。

乾燥とニキビで肌がボロボロになった。
どんどん悪化し、メイクでは隠しきれなくなった。
耐えかねて受診した皮膚科で言われた。
「化粧をしては駄目」
それは絶対に嫌だ。
主張が対立し、互いに不快感を隠せないまま診療は終了した。
私はその皮膚科に二度と行かないと決めた。
メイクをするなと言った皮膚科医は女性だった。
「デパートの販売員や、接客の仕事じゃないんでしょう? 別に構わないじゃないの」
同じ女性の言葉とは思えなかった。
本当は譲れない理由を説明したかった。けれども余りにも一方的で、とてもゆっくり説明する余裕なんてなかった。
医師は偉大だ。それだけの勉強をし、それだけの知識と能力がある。
自信もプライドも強いだろう。
だからなのか、他人の心理を読みとる想像力に乏しく、精神面へのケアが明らかに足りなかった彼女。
まるで反動のような欠陥だ。

薬だけ塗っていれば、もちろん治りは早いだろう。
だが単なる合理主義で片づく問題ではないのだ。
私にとって、メイクは整形そのものだ。
ファンデーションとコンシーラーで毛穴やニキビ痕や、骨格さえも補正する。
アイシャドウで一重の目を大きく描く。
チークで頬をシャープ見せる。
眉を整えることで、綺麗な色の口紅を塗ることで、ようやく少し”まし”になる。外に出るだけの勇気を持てる。
容貌に抱く根強いコンプレックスが、メイクでやっと軽減される。

街を歩く。どの女性もきれいに見える。可愛い子なんていっぱいいる。なのに、どうして私はそうじゃないんだろう。
どれだけ丁寧にメイクしたって、自分が願うほどには変わっていない。
顔の美醜に対して他人から下される評価は容赦無い。とても残酷で無責任だ。
他人に見られることが怖い。日常生活に支障をきたしかねないほどの恐怖がある。
どこかで笑い声が上がるたび心が冷える。
私の顔を嘲笑ったのかもしれない。

私はメイクを止めない。絶対に止めない。
時間をかけて顔を造り、服に合わせて色を選ぶ。
無駄だと切り捨てられても、変わらないのにバカみたいと嘲笑されたとしても。

「顔という恥を皆に曝して歩け」
そんなことを命じられて、誰が頷けるものか。

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不要なログを削除しました。

覚え書きや近況報告など、つぶやきカテゴリに「とりあえず」分類しておいた、つまらないものだけ。
ずいぶん寂しくなりましたが、これが正しい姿です。
いらないログは今後もざっくざっくと切り捨てていきます。
このブログの方向性を見失わないように。

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日商簿記2級、合格。

合格証書が届きました。
まずは応援してくれた家族と友人に感謝を。
たくさんの勇気と力をありがとう。

この2級の合格をもって、ようやく「私は会計を勉強している」と言えるように思う。
簿記を学び始めて5ヶ月。嬉しさよりも気が引き締まる。
むしろこれからが本格的な戦いとなります。
満足できる合格の仕方ではなかったけれど、今後1級の勉強だけに専念できるのは素直にありがたいです。

日商簿記1級は、何がなんでも欲しい。ノドから手が出るほど欲しい。
たとえ2度だめだろうと3度だめだろうと、たとえ2年かかろうと3年かかろうと諦めません。
絶対に取得します。

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